挑戦する意味はやってから気づく

今回はチャレンジをさせるために、イメージを持たせる以外に必要な要素について書きたいと思います。

チャレンジさせるためには

私は3つの要素があると考えています。一つは『勇気づける言葉を考えましょう』でのブログにも書きましたが、『勇気づけ』です。

もう一つは、チャレンジを提案してきた人との信頼関係。最後は視覚的に提示することです。

信頼関係

指導や支援する時は信頼関係の構築は当たり前ですが、『この人は良い人』『この人は優しい』『甘えられる人』といったことではありません。

『この人が言う事には意味がある』『この人についていったら何か良いことがある』『尊敬できる人』という、さらに強固な信頼関係です。

この域まで関係を築き上げるのは大変な時間と労力がかかりますが、上手く信頼関係を構築できたら後は楽です。チャレンジしてみようと誘うと、意外とあっさりとOKが出ます。

勿論全ての発達障がいの子どもに当てはまるわけではないですが、傾向的にアスペルガー症候群の人は該当しやすいと私は感じています。※ASDの中にアスペルガー症候群が含まれています。

視覚的に提示する事は必須

発達障がいのある人だけでなく、全ての人がそうだと思うのですが、初めてのことに対してはイメージがしにくいので、画像や動画を見ると思います。だから、画像や動画を見るということ自体は特別なことではなく、欠かせないです。

ただ、同じ画像、同じ動画を見たとしても、見ているところが違うことがあります。

ASD(自閉症スペクトラム障がい)の特性にシングルフォーカスというものがあります。

一度に一つのことしか目に入らず、たくさんの情報の中の一部分に反応してしまい、色々なことを同時に行えないことを言います。

『勇気づける言葉を考えましょう』でのブログに書いた実例では、生徒は全体の流れを見てラフティングが怖いと思ったのではなく、ボートが軽くはねた時に参加者が少し浮いた箇所だけに焦点を当てて見てしまい、怖いと思ったのです。川の流れが速いや悲鳴(楽しんでいる声)といった複数の情報からではなかったのです。

何かにチャレンジをさせたいと思っている保護者は多いと思います。しかし、この強固な信頼関係を築くのは、保護者には無理だと私は考えています。何故なら、子どもにとって保護者は特別だからです。

保護者だからこそ築ける信頼関係があるように、他人だからこそ築き上げられる信頼関係があります。なので、保護者がチャレンジさせようと働きかけるのではなく、他人から働きかけてもらうのも一つの手ですね。

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