テーブルゲームは子どもにも高齢者にもお勧めです

前回の続きです。

今回はこういう店に行った理由、テーブルゲームの効果、前回書けなかったゲームについて書きたいと思います。

何故こういう店に行ったのか?

発達障がいの子ども、特にASD(自閉症スペクトラム障がい)の子どもは興味・関心の幅が狭いです。それ故、世間をあまり知らないことがあります。生きていくだけなら、世間を知らなくても大丈夫ですが、人間社会で円滑にやっていくには、コミュニケーション能力や余暇活動等が必ず問われます。

コミュニケーション能力を高めることは大切ですが、コミュニケーションをとるための材料を増やす(話しをするための選択肢を増やす)ことはもっと重要だと私は考えています。そのためには、色々所に連れていき、体験させることが有効です。その一つとして今回『ディスカバリーゲームズ』に行きました。

興味・関心を持つかは子ども次第ですが、信頼関係のある仲間と行ったら、興味・関心を持つ確率はグッと高まります。実際、一緒に行った生徒は「なんていう店?」と私に確認してくるほど興味を持ちました。もしかしたら、その生徒の余暇活動の選択肢の一つに加えられたのかもしれません。

テーブルゲームの効果

テーブルゲームは人とのやり取りが多く、自分の感情をコントロールする必要もあり、必然的にコミュニケーション能力を含むソーシャルスキルが高まります。

発達障がいの子どもにはSST(ソーシャルスキルトレーニング)を行うことが必要ですが、指導する際のアイテムとしてテーブルゲームを使用するのは非常に有効です。

テーブルゲームばかりをするつもりはありませんが、有効性を知っているので、当教室のSST(ソーシャルスキルトレーニング)にはテーブルゲームを使用することがあります。

判断力が問われるゲームです。

審判がカードを提示して、それに該当しない色、形、物の有無を瞬間的に判断して配置された物を素早く取ります。ルールを理解するには時間がかかり、やっていくことで理解を深めるゲームですね。

最初は頭の処理が追い付かず、生徒達は戸惑うばかりでしたが、徐々に脳が慣れてきて、判断力が高まり、取り合いのスピードが尋常ではないぐらい早くなって熱い戦いになりました。

私もやりましたが、判断力が早くなっていくのを実感ができます。「私って意外とできやん!」と思えるので少し自尊心が高まりましたね。

このゲームはADHDの子どものトレーニングにはうってつけだと思います。ADHDの特性として、判断する前に動いてしまうというのがあります。このゲームは、早く動けば動くほど失敗します。重要なのは、落ち着いて状況を判断してから動くという一連の動作です。

今回行った生徒の中にはADHD傾向のある生徒がいましたが、最初は判断する前に動いていたので間違いが多かったですが、後半になると落ち着いてカードのイラストを見てから取るようになりました。落ち着いて判断して行動するということは、普段の生活でも非常に大切な力です。そういう力を身に着ける有効な手立てだと思いました。

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