銅鐸博物館で子供が楽しめる体験活動【滋賀県野洲市】

古代の物を観るのが好きなひだち教室長の安藤です。

そば打ち体験をした後、野洲市にある銅鐸博物館へ行ってきました。

>>>一休庵で蕎麦打ち体験の記事

小学生のA君と幼児のBちゃんは勾玉作りは初体験。

中学生のY君は随分昔に奈良県で体験したことがあります。

別日には、成人のG君が埴輪作りをしました。

今回は二種類の体験についてお話ししたいと思います。

銅鐸博物館(野洲市歴史民俗博物館)情報

野洲市にある銅鐸博物館は、日本初の銅鐸博物館。

何故銅鐸?と思うかもしれませんが、勿論理由があります。

野洲市ではたくさんの銅鐸が発見されているからです。

また、野洲市小篠原の大岩山からは、日本最大の銅鐸が発見されました。

高さ134.7cm、重さ45.47キロという巨大な銅鐸。

歴史的な意味合いだけでなく、町おこしにも銅鐸はうってつけですね。

野洲市で出土した銅鐸を中心に、当時の人々服装や農具なども展示されています。

銅鐸の発生から移り変わり、鋳造方法といったことも説明されていました。

歴史好きには興味津々なものばかりです。

展示室での撮影は禁止されているので、ご注意ください。

弥生の森歴史公園で日本古代史を体感

銅鐸博物館の敷地内には、弥生の森歴史公園というのがあります。

竪穴式住居や高床式倉庫、古代米が稲作されている水田なんかもあります。

A君とY君はどういう建物かは理解していますが、Bちゃんは全く分かりません。

そのため、Bちゃんは建物内に入るのをとても不安がりました。

しかし、スタッフと一緒に竪穴式住居内に何度か入ることで、徐々に不安が取り除かれていきました。

公園内には、弥生の森体験工房という体験学習施設があります。

この施設で勾玉作りや埴輪作りが出来ます。

実は高床式作りの施設ですが、生徒達はその事に気づくことなく入っていきました。

弥生の森体験工房

学校などの団体さんも利用するとあって、工房内にはたくさんの大きな机が設置されています。

埴輪や銅鐸などが陳列されていて、生徒達は興味深げに眺めていました。

工房の指導者は体験チケットを受け取ると、材料と道具一式を準備。

その間、A君は銅鐸や歴史関係の本を見つけて読み出しました。

それをBちゃんは覗き込むようにして見る。

Y君は大きな埴輪が気になる様子でした。

そうこうしている内に、準備は完了。体験開始です。

勾玉づくりは根気との勝負!

勾玉といっても、一般的に知られている形(C字形)だけではありません。

ハート型やひし形なんかもありました。

生徒達はどの形にするか、吟味しました。

その結果、A君はひし形、Bちゃんはハート、Y君はC字形を選択。

滑石(かっせき)という石に、サインペンで形を書いていきます。

型枠をなぞるだけなので、幼児でも十分できます。

ただ、石は小さいので、不器用な子供は少し苦労するかもしれませんね。

ペンで形を書いたら、キリを使って穴を空ける作業。

穴は紐を通すためのものです。

穴を空けるためには、下記の力が必要です。

・根気

・キリを手の平で回す

・キリを押し続けながら回す

根気に関しては、生徒達全員あります。

色々な活動を通して、根気力はついているので。

難しいのは、後の2つ。

Y君は一度経験があるので、やり方に無駄がありませんでした。

A君は押し続けながら回すというのがピンと来てなかったので、最初は空回りといった感じ。

次第にコツが分かってきて、穴を空けることができました。

Bちゃんは手の平で回すというのが分かっていない様子。

指導者から教えてもらったものの、指をつかってクリクリ回していました。

Bちゃんは見て真似るのが難しく、実体験をして学べるタイプ。

このようなタイプは、最初はしっかりサポートについて教える必要があります。

穴を開けたら、研ぎ石や鉄ヤスリで石を削っていきます。

この工程は作業自体は簡単ですが、根気が必要。

生徒達は黙々と石を磨き続けました。

A君が選んだひし形は特別難しい箇所がないため、初心者向きです。

比較的容易に削ることができるので、A君は早めに完成しました。

Bちゃんはハート型なため、ハートのくぼ地の部分で苦労していました。

Y君は経験あるので、細部にこだわなければ早く出来上がります。

しかし、そこはASDの特性が発揮。

イメージしている滑らかさになるまで、何度も微調整をしました。

生徒達全員出来栄えに満足している様子でした。

御守りとして、今後とも大事にして欲しいですね。

また機会があれば、別のものを作ってもらおうと思います。

イメージ通りにはいかない。それがハニワ作り

埴輪作りにチャレンジしたG君。

埴輪を作りたいと言ってきたのには正直驚きました。

手先がとても不器用なので、私は勾玉の方が良いのではと提案しましたが、埴輪が良いとのこと。

G君はチャレンジ精神が旺盛なタイプ。

私の「埴輪作りは難しいやろな~」という何気ない言葉に心に火がついたようです。

埴輪作りは予想通り困難を極めました。

指導者から粘土を受け取り、その粘土を適当な量で引きちぎり、長細くしていきます。

この長細くするというのは、不器用なG君にとっては高い難易度。

手の平の感覚が鈍いので、感覚でどの程度細くなっているのかが分からないからです。

長細くなった粘土をいくつも作ると、次の工程です。

真ん中が空洞になるように、円を描くようにして粘土を積み上げていきます。

その際、粘土と粘土をしっかり接着する必要があります。

G君はこの作業は分かりやすく、楽しかったようです。

楽しそうに粘土を積み上げていました。

最後の仕上げは、穴を覆い隠すようにして閉じていきます。

この作業はG君には無理と判断し、私が行いました。

見本の埴輪を見ながら、目や口となる部分に穴を空けたり、鼻をつけました。

また、弥生時代に流行った髪型みずらは、新たに粘土を付け加えて表現。

手は一番の難所でした。

粘土を長く、太く、そして取れないように接着しないといけないからです。

G君はチャレンジすること十数回。何とか完成しました。

G君:「・・・見本と違う」

指導者:「焼いたならまた印象変わってくるよ」

G君:「うん」

指導者の言葉に納得するG君。

焼き上がりが楽しみですね。

ひだち教室では、生徒の「やってみたい!」という気持ちを大切にしつつ、自信に繋がる活動も行っています。最後まで諦めることなく、納得できるものが仕上がるようにサポートしています。

活動に関するご質問、お問合せもお気軽にどうぞ!

>>>お問合せフォームへ

アクセスと地図


JR:野洲駅下車し、バスで7分。銅鐸博物館前に降車し、徒歩1分。

駐車場:50台駐車できる。無料。

営業時間:9:00~17:00 ※体験は土日祝&長期休みしかやっていないので要注意。

定休日:月曜日 ※月曜が祝日の場合は開館。

料金:大人 200円

体験料:勾玉作り 500円 土器・埴輪作り 700円 プラバン作り 300円 土の銅鐸作り 500円

土笛作り 500円 土鈴作り 500円 弥生陶板 300円 陶芸手形 500円 陶芸 1200円

※体験料は銅鐸博物館内の受付で支払います。弥生の森体験工房ではないので要注意。

電話番号:077-587-4410

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