修学旅行の定番 平安神宮の見どころ【京都市左京区岡崎西天王町】

京都で行われたインディーズイベントの祭典で楽しんでから、大学生の生徒が平安神宮に行きたいと言い出したので、私も一緒に行きました。

春夏秋冬を感じられる平安神宮情報

1895年に平安遷都1100年を記念して、桓武天皇を祭神として創建されました。

そして1940年には孝明天皇も合祀され、現在に至ります。

意外と新しいことに驚く人は多いのではないでしょうか。

とはいえ、京都観光に来てここを参拝しない人はいないというぐらい、観光客が数多くいます。

しかも季節による影響はほとんど受けないため、観光資源としても重要な位置づけにあります。

平安神宮の目の前にある岡崎公園では、何かしらのイベントが開催されており、屋台も常に設置されています。

そんな屋台でランチを購入し、岡崎公園内の適当な所に座って食べながらキャンプについての話し合いをしました。>>>キャンプの楽しみ方の記事

その後、平安神宮の敷地内へと入りました。

パワースポット

手水舎。

参拝客の数に合わせたのでしょうか、広いです。

重要文化財の応天門。

大鳥居と並ぶほど写真を撮る人でごった返します。

誰もいない状態で写真を撮ることは困難だと思います。

白虎の像。手水舎。

初めて見た時、白虎というより子熊に見えました。

平安神宮自体パワースポットとして有名ですが、白虎や蒼龍の像があると一層パワースポットとしての信憑性が増す気がします。

大極殿。

社殿内では写真撮影は出来ません。

ここで祈祷受付がされています。

神苑

白虎楼。

平安京の朝堂院の様式を模したものです。

日本的というより、中国の影響を強く受けている感じがします。

この白虎楼から神苑へ入るための受付があります。

平安神宮神苑は、南神苑、西神苑、中神苑、東神苑の4つの日本庭園があり、実に見事です。

季節によって姿が変わり、春は紅しだれ桜、夏の菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色は参拝者の心を惹きつけます。

八重紅枝垂桜。

京都にあった桜を津軽藩主が持って帰り、それが再び京都に帰ってきたということで「里帰り桜」とも言われています。

谷崎潤一郎の「細雪」にも登場するとあって、神苑の中でも人気の桜です。

来年は春に訪れたいですね。

庭園内はのんびりとした空間です。

ゆったり歩いている人ばかりですが、おそらく修学旅行生の多くはサクサクと歩き回るでしょう。

そして、ここで足を止めると思います。

庭園内になんで電車が?物凄く違和感を感じました。

実はこの電車は日本最古の電車で、平安神宮創建とも深い関係があるため、記念として保存されているのです。

5月から6月が見頃の花菖蒲

白虎池。

西神苑には白虎池があり、ちょうど6月とあって花菖蒲が咲いていました。

花に興味を持っている方々はひっきりなしに写真を撮っていました。

私はと言うと、花よりも他のことに関心を寄せていました。

臥龍橋。

池の中を横切ることができるので少しだけショートカットできます。

無理して横切る必要はありませんが、デートをしている人にとってはドキドキ感を共有できる絶好のスポットです!

特に男子はカッコイイところを見せるチャンスでもあるので、渡るべきです!!

ただし、間違って落ちると最悪なデートになるので、注意してください。

池の真ん中辺りから眺める景色も新鮮で素晴らしいです。

茶屋。

アイスクリームやジュース等が販売されています。

それほど暑い日でもなかったので、利用者はいませんでした。

ここからは東神苑です。

八重紅枝垂桜をはじめ、つばき、さつき等、多様な花木が植えられています。

京都御所から移築された太平閣。

ここを渡ると神苑出口に出ます。

太平閣から眺めると、名園と言われるのがよく分かります。

鯉の餌(麩) 50円。

餌を投げると、鯉や亀といった生き物が我さきと争って食べました。

小さい亀もいて、ついついその亀を応援してしていました。

蒼龍楼。

白光楼と同じですね。

左近の桜。

平安時代から、儀式の時に左近衛府の官人らが桜の側に列したことから、左近の桜と名付けられました。

桜は清らかさを大事にする日本人の心を表すものとして、日本の国花にもなっています。

右近の橘。

儀式の時に右近衛府の官人らが桜の側に列したことから、右近の橘と名付けられました。

橘はミカンの仲間で唯一の野生種であり、その実は古くから不老長寿の妙薬として珍重されていました。

御朱印

社務所は応天門を入ってすぐ右側にあります。

令和になってから御朱印の受容が増加したため、行列が出来ていました。

書く人にもよりますが、御朱印は達筆というより、非常に丁寧な字です。

読みやすくて好感が持てます。

アクセスと拝観時間


JR:京都駅より市バス5系統、洛バス100号・110号系統に乗車。

「岡崎公園 美術館・平安神宮前」にて下車し、徒歩5分。

阪急:河原町駅より市バス5系統、32系統、46系統に乗車。

「岡崎公園 美術館・平安神宮前」「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」にて下車し、徒歩5分。

地下鉄:東西線の東山駅で下車し、徒歩10分。

拝観時間:本殿と境内 6:00~18:00※イベントや時期によって時間が違うので要注意。

神苑 8:30~17:00※11月~2月は16:30に閉園します。

本殿拝観料:無料。

神苑拝観料:大人600円、小人300円。学校団体だと、高校生300円、中学生200円、小学生150円、園児30円かかります。

電話番号:075-761-0221

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