2020年のひだち教室を振り返る~釣りと癒しと工作と~
時が過ぎるのを早く感じるひだち教室長の安藤です。
2020年はコロナの影響で、これまでの生活が一変しました。
そんな中で、ひだち教室は何ができるかを考え続けた一年でもありました。
今回は2020年の活動を振り返ります。
活動範囲が広がった2020年
ソーシャルスキルトレーニング(SST)の意味合いも含めて、これまで電車移動にこだわりを持っていました。
しかし、感染を防止するために主な移動手段が車になったのは大きな変革と言えます。
最初こそ戸惑いと違和感がありましたが、車移動ならではのメリットもありました。
・活動範囲が広がった
・移動中に生徒同士の会話が増えた
・1~3人での活動なので目が行き届きやすい
普段のレッスンにも変化を加えました。
外出できない生徒達はストレスを抱えている様子がありました。
そこで、ストレスを緩和させることを意識した教室の雰囲気作りとレッスン内容を心掛けました。
・看板犬を出勤させる頻度増
・物作りのレッスンを増やした
生徒達には好評で、今後も続けていきたいと思っています。
釣り活動が増えた1年
これまで釣りの活動は1年に1回あるかないかといういった感じでしたが、今年はかなり多かったです。
というのも、コロナの影響を受けにくいと思われたからです。
・ソーシャルディスタンスを保ちやすい
・他者との接触機会が少ない
・密閉空間ではない
特に船釣りは指定された場所からほぼ動くことがないので、安心感が大きかったです。
船釣りは釣りの楽しさや苦しさを同時に味わえた、非常に面白い活動となりました。
また、機会があればやりたいですね。
>>>海釣り初心者奮闘記の記事
福井県敦賀市の港まで車を走らせ、早朝からの釣りもしました。
苦労して釣れたのは小さな魚1匹だけでしたが、生徒にとっては成功体験となりました。
成功体験を積んだことにより、生徒は釣りが大好きになりました。
来年もこの生徒と釣りをする機会が多いことでしょう。
>>>敦賀市で海釣りの記事
釣りの厳しさを学んだ生徒もいます。
必ず1匹は釣れるものだと信じていた生徒は、ボウズという現実を突きつけられてショックを受けていました。
しかし、現実を知ったからこその学びもありました。
・天気を意識する大切さ
・生き物も必死である
・長時間待つのが苦手な性格
釣りは達成感だけでなく、自然の厳しさや自己理解にまで影響を及ぼします。
これは生徒だけでなく、私自身も予想外な学びとなりました。
2人でブラックバスを10匹釣るという目標があるので、来年に達成したいところです。
>>>琵琶湖でバス釣りの記事
近畿を出ての活動
コロナが本格的に広まる前に、2泊3日の宮崎県旅行をしました。
九州ならではの美味しい物や自然景観を堪能でき、生徒達から大好評。
『長時間車に乗り続けるのは楽だがしんどい』という矛盾を生徒達は学んだ活動でもありました。
コロナが終息したら、今度は北の方で宿泊活動をしたいとのこと。
>>>高千穂峡の記事
香川県と徳島県旅行もしました。
参加者3人中2人は四国初上陸で、連れて行った意義がありました。
香川県といえば讃岐うどん。讃岐うどん作りを体験しました。
「うどんは大阪のうどんが一番美味い」
と断言していた生徒は、うどん作りの楽しさと美味しさにカルチャーショックを受けた様子。
「今日から讃岐うどん派になるわ」
価値観が変わった瞬間を目の当たりにして、連れて行って良かったと心の底から思いました。
ワンランク上の工作と看板犬でストレス緩和
コロナ感染が心配で、外で遊ぶ機会が激減した生徒達。
ストレス発散という意味も含めて、物を作るレッスンを増やしました。
ポイボール、空気砲、松ぼっくりのクリスマスツリー、プラバンといった物。
子供が簡単に作れる物ではなく、少しレベルの高いワンランク上の物を作ることで、刺激や好奇心をくすぐるように心がけました。
作るだけでなく、実際それを使って遊ぶことも。
生徒達はどれも嬉しそうに作り、楽しそうに遊んでいたのが印象的でした。
>>>空気砲作りの記事
>>>プラバン作りの記事
>>>ポイボール作りの記事
ひだち教室の看板犬クマラも大活躍しました。
吠えない、噛まない、可愛いの三拍子が揃ったクマラは、保護者や生徒達の心を癒しました。
犬がいることによる効果というものを目の当たりにしたので、今後ともクマラには癒しに勤しんでもらいたいです。
コロナの影響は大きかったですが、新しい移動手段(車)、新しい取り組みにチャレンジできた1年でもありました。
来年は今年1年で学んだことを活かしつつ、もっと色々な体験を生徒達に提供できたらと思っています。
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