子どもにとってゲームはコミュニケーションツールです

ゲームは頭に良くないからゲームを止めさせたいという相談を時々保護者から受けます。確かに5時間や10時間といった長時間すれば頭に良くないのかもしれませんが、実際はどうなんでしょうね。私の世代はゲーム世代でもあり、長時間ゲームしていましたが、脳にこれといった影響が感じられません。

ゲームのデメリットとメリット

ゲームをしていたことによるデメリットというのはありましたし、逆にメリットもありました。

私の体験談を含めて、ゲームのデメリットとメリットを考えたいと思います。

ゲームのデメリット

ゲームはとても楽しいため、時間を忘れてしまい、気づかない内に何時間も経っています。私自身それはよくありました。子ども時代はそれでも何の後悔もなかったのですが、今にして思うと、非常に時間が勿体ないですね。

1~2時間程度なら別に構いませんが、さすがに6時間はやりすぎだし、他に将来役に立つ事をしろよと昔の自分に言いたいです。

ゲームに理解のある親なら良いのですが、ほとんどの親(特に母親)は理解してくれません。

親はゲームに興味がないので、子どもがゲームをしていても話しかけることはほとんどない(注意する言葉がけ以外)し、子ども自身もゲーム中に理解のない人に話しかけられるのは相当ウザイと思うので、気づかない内に親子の間に見えない壁が作られていきます。そうなると親子間の共感性が低くなり、日常の会話も減っていきます。これは実感としてありますね。

ゲームのメリット

なんといってもゲームはコミュニケーションツールとして役に立ちます。これは昔も今も変わらないと思います。

昔の場合は、今と違って理不尽に難しいゲームが多く、それに対して友人とあーだこーだと意見をぶつけ合いながらクリアしていきました。自然とコミュニケーションスキルが身に着きます。

現代の場合は、オンラインゲームが増えました。顔を合わせなくても友人や知らない人と対戦や協力プレイが出来るようになり、その中でチャットやマイクなどを使ってコミュニケーションを図ります。

ただ、これはこれでコミュニケーションスキルが身に付きますが、顔を見ないでコミュニケーションをとるので、昔ほど高度なスキルが身に着くかは、懐疑的です。

ゲームを普段しない方は分かりづらいと思いますが、ゲームにも達成感はあります。難しいゲームに何度もトライしてクリアした時、欲しいレアアイテムが手に入った時、協力プレイで敵を倒した時など、達成感を得られる機会が現実よりも多いと思います。

そのため、ゲームによって自尊心が高まることもしばしばあります。ゲームなんかでと思う方もいるでしょうが、それは価値観の違いであって、ゲームをする人にとっては手軽(?)に自尊心を高められる優秀なツールなのです。

次回は発達障がいとゲームについてお話したいと思います。

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